先日、時の宿すみれに宿泊してきました。時の宿すみれは、おふたり様専用の旅館をコンセプトに、日頃の疲れを癒やすための仕掛けがそこかしこにおかれています。また、夕食も豪華で幸せな瞬間だったので、まとめました!
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時の宿すみれはもともとお肉屋さん
時の宿すみれは、もともとお肉屋さんもされています。そのため、扱っているお肉もそのほかの旅館で出されるお肉よりも良質なものが多いのが特徴です。 お食事処はこのようにカウンター席が主になっていて、4組ほど着席することが出来ます。 目の前には鉄板が置いてあり、温めてから提供される他、目の前の冷蔵庫にはおいしそうなお肉たちが……
まずは、ロビーにある酒蔵でお酒を選択
お酒は食事処でも選ぶことが出来ますが、13度に設定された2畳ほどの酒蔵でお酒を選ぶのもまた風情があります。 置かれたお酒は、地酒はもちろんのこと、他の地域の有名なお酒なども置いてあり、眺めているだけで幸せな気分になります。 今回選んだのは、山形の酒造が作っているシャトーモンサン特撰というワインです。
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本日のメニューはこちら
こちらが、本日のメニューです。 ひとつひとつ確認しながら、お読みいただくと分かるように、米沢牛の各部位がしっかりと使われているということと、それに加えて菊や冷汁など郷土のものがしっかりと取り入れられています。 ちなみに、こちらのメニューは四季により変更しているそうです。そう聞くと、冬もまたきたくなってしまいますね。また、連泊した場合は、連泊メニューになるとのこと。なんという癒やし責め……. [ad#ad-1]
一品、一品を写真で眺めていきましょう。
フォアグラのムースと、人参のブルーテ、コンソメのジュレが交わって、ひとくち食べただけで芳醇な香りと濃厚なうまみがふわぁっと広がります。 千本というのは、モモの部分にある繊維質なところで、1頭から2個程度しか取れないそうです。これが、食感のアクセントと、噛んだ瞬間にお肉のうまみがあふれ出てきてたまらん感じでした。 ほほ肉、マッシュルームとインゲン豆のスープです。こちらは、ほほ肉のうまみをマッシュルームが吸っていて全てがうまみでした。うまみ→ワイン→うまみと、エンドレスワインでしたね。 ワインのグラスが空く間もなく、店員さんがついでくれるため、こちらは気を使わなくて済みました。 こちら、内ももと二色の菊を使ったサラダに、松茸のドレッシングがかかってます。僕がうれしかったのは、内もものうまみもそうですが、この菊です。食用菊って僕のイメージだとお刺身についてるアレで、苦くてあまりおいしくないですが、これはおいしい!そう、山形の菊はおいしいんです。だから、おひたしにして食べたりするんですよね。彩りも良く、香りも良く、最高でした。 外もものロティです。内ももと違うのはその歯ごたえ。内ももがしっとりジューシーなのにたいし、外ももはしっかりジューシーって感じ。硬いんではなく、歯ごたえがある感じ。噛めば噛むほどうまみが出るので、最高でした。 そして、口直しのラフランスのグラニテです。酸味のあるラフランスが、口の中をさっぱりにさせます。僕としては、せっかくのお肉ガー!という感じですが、周りは結構喜んでました。 こちらが、大トロポワレのにぎりです。甘み!甘み!甘み!脂の甘みが最高でした。 妻は、生ものが駄目なので、宿泊の予約時にこちらを伝えたところ、火を通したにぎりを用意していただきました。これもおいしい!と喜んでいたので、別のうまみがあるのでしょう。 とも三角をすみれ漬けという方法でつけたもの。参りました。というのは、大抵お肉料理って、生で出すか、レアで出すか、あとはローストビーフでしょう?そこをここまで手間暇かけたものが食べられるとは。このときの気持は「白いご飯をください」でした。 メインのランプステーキを載せてしまうと、これからいくひとの楽しみが半減かなぁと思うので、お塩だけ。好きなお塩をつけるんですが、こちら全て岩塩です。お塩により、こんなに違うのか!という驚きがたくさんでした。 こちらが、牛骨スープのお茶漬け。 牛骨スープなのにあっさり!そして、うまみが凝縮。 そして、最後にデザート。口の中をさっぱりにしてくれます。デザートまで、しっかりと手を込めているのが、素晴らしい。
まとめ
実は僕、和牛がどうも苦手で、翌日お腹を壊すことも多いんですが、こちらの料理は胃にくることもなく、翌日もスッキリしていました。ご飯も足りるかな?という感じでしたが、コースの品数もあり、最後のお茶漬けでサッパリ食べられるので、満足感も高かったです。