「”子どものため”を思って言っているのに、なかなかいうことを聞いてくれない・・・」こんな悩みを持っていませんか?
子育てに熱心なママだからこそやってしまいがちなこと
これからお子さんが成長していくにつれ、お子さんが抱える将来の不安を解消するべく「〇〇のスキルがあると困ることはないだろう。」、「△△をやっておいて損はない!」と考えて・・
「あれしなさい!」
「これしなさい!」
「それはやってはダメ!!」
いつのまにかガミガミと口うるさいお母さんにはなっていないでしょうか?
また、お母さんが思う理想の将来をいつのまにか押し付けてしまってはいないでしょうか?
これではお子さんの意欲はげんなり・・お母さんの印象も”怖いママ”・”うるさいママ”となり、お子さんとの距離も開いていってしまいます。お母さんの愛情が空回りになってしまいます。
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口うるさいママにならないために「課題の分離」
アドラー心理学の中の考え方の一つに課題の分離というものがあります。
課題の分離とは、「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題を分離していく考え方です。
これに当てはめると「〇〇すること」は、子どもの課題であって、「子どもに〇〇をさせること」は親の課題であるということです。お母さんが「これやりなさい!」といったことに、お子さんが応じたとしても好き好んでやっているわけではなかったら、それ以降やらなくなったり、そのものに対して好きになれなくなってしまいます。
お母さんがやってあげられることは、お子さんが「やりたい!」「やろう!」と思える環境を作ることと言えます。
子どもがよりそってくる環境づくり
本当にやらなければいけないものであれば、「やらなければまずい・・!」と、お子さんも気づくときが来るはずです。その時のために必要があれば”助けてあげられるからね”と、前もって伝えておくことが大事だといえます。
そして、そのためには普段からのコミュニケーションを大切にすることが重要です。お子さんがなにかやる気になったとしても、”言えない・伝えられない”といった相談できない環境であれば、せっかくのお子さんのやる気も砕いてしまう場合があります。
そうならないためにも普段のコミュニケーションをしっかりと取り、「お母さん、教えて!」「お母さん聞いて!」「お母さん、これやりたいんだけど・・」と、お子さんから打ち明けてくれるような環境をしっかり作り”なんでも相談できるママ”を目指していきましょう。
「嫌われる勇気」が新春ドラマ化!!
(画像引用;http://www.fujitv.co.jp/kira-yu/)
2013年の発売以来、飛ぶように売れている「嫌われる勇気」が新春ドラマ化としてやって来ます。アドラー心理学の認知が広まったのはこの本のおかげではないでしょうか。
アドラー心理学を理解するには「かなり難しい」と言われていますが、この冬はドラマとともに少しずつ理解を深めていきましょう。「嫌われる勇気」には、人生を幸せに生きるためのヒントが詰まっています!
→嫌われる勇気 : 2017年1月12日(木)22:00〜スタート! フジテレビ
一度は手にとって読んだことがあるかもしれませんが再度この機会に「嫌われる勇気」を読むことをお勧めします。まだ読んだことがない方はぜひ読んでいただきたいです。何度読んでも新しい気づきをこの本は与えてくれます。
この冬は”アドラー心理学”にどっぷりと浸かってみませんか?