はい!どうも、マツイです。
今回なんですけども、皆さんは動画サービスは何か利用されていますか?
youtube, ニコニコ動画, prime video, Hulu, Netflix
無料の物から、有料の物までたくさんありますよね。
今回はその中でも、Netflixの番組について紹介します。
先日、とっちゃんと話していて、Netflixは子供も見られる番組が多く良く活用するんだが、なかなかおすすめ番組一覧がないという話をしていたんです。
とういうわけで、今回はNetflixで面白かった番組の1つ。
「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」をご紹介します。
(といっても、もともとはテレビ東京系列の番組なのですが)
ローカル路線バス乗り継ぎの旅とは一体
基本情報
(http://www.bs-j.co.jp/localbus/)
放送期間:2007年10月20日から2017年1月2日
出演:太川陽介、蛭子能収
(2017年3月25日から田中要次、羽田圭介の出演で新シリーズ『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』が放送されていますが、今回のは別)
旅のルール3箇条
●3泊4日で指定の目的地にゴールすること。
●移動は原則としてローカル路線バスのみを使用。高速バス、タクシー、鉄道、飛行機、船、自転車、ヒッチハイクなど他の交通機関の利用は禁止。
●目的地へ向かうルートは自分たちで決める。情報収集でインターネットを利用することは禁止。紙の地図や時刻表、案内所や地元の人からの情報のみ使用OK
太川陽介さんと蛭子能収さんに加えて、マドンナと称される女性ゲストが毎回1名登場します。
Netflixのリンクはこちら。
路線バスしか使えない
この番組の見所の1つはこれです。
通勤、通学で使用する路線バスしか使用することが出来ません。
遠出するときに、節約のために利用する高速バスは、もちろんNGです。
そうすると、タクシーなどと一緒で「A市からB市」というように、複数の地域をまたぐバス会社が少ないんですね。
市同士ならまだマシなのですが、複数の県となるとかなり難しい。
移動する先々で、太川さんや蛭子さんがバスセンターなどで、尋ねるんですが
「ありません」
の回答が多いこと。多いこと。
もちろん、地域をまたぐバス会社が少ないため、そのような回答になることもあるのですが・・・・・・。
自分の会社以外のバス路線をしらない、という場合も多い!
例えば、ローカルバス。
自分達の近所をぐるっと回ったり、駅と駅を結ぶように走っているような,小さなバス路線。
そして、地域住民。
やはり、地域住民の方々は、会社に関係なく複数のバス会社に乗っている場合も多いので、意外と知っているんですね。
Aというバス停から、Bというバス停に行けば、そこにいけるよ、とか。
そして、何より驚いたのは
番組の中では、積極的に地域住民とコミュニケーションをとり、バス路線について質問されているのです。
さらに、バスセンターで「ありませんよ」といわれても、
「絶対ある!」といいきり、地域住民の方々から路線を聞き出し
「やっぱりあった!」とひっくり返す場面も。
旅先で太川さんが読むロードマップが無性に欲しくなることがあります。
地域住民のネットワークの強さ
都会と田舎を比較したときに、よく話題となるのがこの「住民間のつながりの強さ」ではないでしょうか。
都会の人は冷たい、と田舎の人はよくいいますが、実際に都会に住んでみると、そこまでの冷たさや温かさは感じません。
地域住民との関わり自体が少ないというのもあるかもしれません。
なぜならば外食先やショッピングセンターなど、店員との関わりが他者との関わりとしての主体となっていて、近所で何かを成し遂げるというのはあまりないのではないでしょうか。
田舎の人がいう都会の人は冷たいというのは、「近所の人たちが冷たい」という意味かもしれません。
しかし、そこに住んでみると、近所の人たちとなにかやりとりをするというのはあまり必要で無いのかもしれません。
田舎に住んでみると、ローカルルールに溢れていて、一般ルール化されてないものが多くあるのではないでしょうか。
そうすると引っ越してきた時や、何か困ったときにローカルルールを訪ねるためには、近所の人たちとやりとりをしなければなりませんよね。
だからローカルルールやこういった路線バスの情報というのはあまり公開されておらず、地域住民の中で蓄積されたノウハウとして存在するのかもしれません。
だから、地域住民に対して蛭子さんが直接聞き取り調査を行うというのは効果的だったといえますよね。
蛭子さんの自由さがすごい
蛭子さんは我が道を行くタイプ。
ギャンブルで1億円は使ったと豪語する反面、他人のためにお金を使うことは徹底的に嫌がります。
そして、様々な地域を旅する、旅番組。
ご当地グルメも見所の1つです。
が、しかし。そこは蛭子さん。
「カレーライス、ラーメン、オムライス、カツ丼」
どこにでもあるようなメニューを頼むのです。
魚介で唯一好きな海老。
それを頼んだ蛭子さん。
運ばれてきた海老をみて思わず
「小さい!」と一言。
食べなくて良い!と、店主が怒ってしまったエピソードまであるのです。
太川陽介さんの見事な乗りこなし
蛭子さんと、どこかに旅行に行くだけで疲弊してしまう人も多いはず。
歩かなければいけないところを、徹底的に嫌がったり、平気で美味しくないと話してしまう蛭子さんですから。
そこを、受け流したり、上手に注意したり、やる気を引き出したり。
あの水道橋博士も、
『蛭子さんを扱えるのは太川さんだけ」「自分たちの中で太川さんの何が凄いかといったら、蛭子さんと3泊4日一緒に過ごせること。なおかつ番組として成立させられてしまうのだから本当に凄い」』
といっています。
(Wikipediaより引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E5%B7%9D%E9%99%BD%E4%BB%8B)
そこまで!と思ったことが、
バスの中で眠る蛭子さん。そんなシーンは毎回あるのです。
その間、太川さんはロードマップを片手に、今後の行く先々の作戦を立てるのですが・・・・・・。
マドンナに向かって、
「あの蛭子さん、本当は寝てないんだよ。
あの角度の時は、起きてるんだ。
そろそろ、ニヤって笑いはじめるよ。
みててごらん。」
蛭子さん:ちょっとー!もうやめてよー(ニヤニヤ
というシーンがあるのです。
自由奔放な蛭子さんを乗りこなすためには、1つ1つの仕草やクセを把握する必要があるというわけですね。
ここまで、気配りが出来るのはさすがです。
そして、太川さんの毎晩のビールを飲むシーンが、本当に美味しそうで。
まとめ
路線バスを乗り継いで、目的地まで行くこの番組。
なにかと楽しみ方が似ているなと思ったら、青春18切符で旅する感覚です。
時刻表片手に、どこまで行こうか?
ここからは、電車では難しいか?など、など。
今度は路線バスの旅も良いかも知れません。
ぜひ、みてみてくださいね!