何度も作ったことのある料理を失敗してしまうことなんていうのは、なかなか無いものです。
しかし、初めての調理の場合は未だに割と高い確率で失敗します。
失敗といっても、味が薄いとか、火の通りが甘いとかそんなので大抵急いでつくったりした時に遭遇します。その程度の失敗ならリカバリできるので問題ないといえば問題ないのですが、たまに大きな失敗をすると結構凹みます。
そこで、今回は料理の失敗について書いてみようと思います。
失敗は別に悪く無い
仕事でも人生でも料理でも過度に失敗を恐れる人がいますが、失敗すること自体は別に悪いことではありませんよね。
まあどうせ失敗するなら被害は小さいに越したことはないんですけど。
問題は同じ失敗を繰り返すことです。
毎回毎回餃子を焦がしてしまう人いませんか?お皿に移す前に目玉焼きの黄身が割れてしまう人いませんか?唐揚げやトンカツいつも中まで火が通っていないと文句をいわれませんか?
落ち込まない
失敗をすると落ち込む人がいますが、落ち込んでも失敗がなくなるわけではありません。
失敗を糧にするんです。
さあ、その焦げた餃子食べてください。
失敗の原因を分析する
成功や失敗には必ず原因があるのでそれをしっかり分析する。そして、失敗を忘れずに向かい合う。
失敗は誰にでもあるけれど、同じ失敗を繰り返すのはあまり好ましくありません。
同じ過ちを繰り返さないよう、失敗からしっかりと学び次につなげましょう。
さあ、そのぐちゃぐちゃな目玉焼き食べてください。
失敗と向き合う
失敗と向き合い、どうして失敗したのか、どうすれば防げたのかを考えましょう。
失敗を失敗のままで終わらせず自分の学びとするには、正面から向き合うしかありません。
さあ、そのレアな唐揚げとトンカツ・・・・はちゃんと火を通してから食べましょう。
[ad#ad-1]料理を失敗するときアルアル
意味がわからないのに調べない
これは経験、知識不足からくる失敗。
レシピを見ながらつくっているもののわからない用語が出てきてしまった。それをなんとなく解釈して作ってしまうと、まったく違うものが出来上がってしまいます。
生姜1かけとか、湯引きとか知っている人にとっては何の疑問もいだかないような言葉も普段から料理をしていない人にとっては、混乱を招く言葉かもしれません。
わからなかったらちゃんと調べましょう。
レシピを見ながらつくる
「え?当たり前じゃん!」って思うかもしれませんが、レシピを順に読みながら忠実にやっていくと結構な時間がかかるものもあります。
その結果、火を通しすぎたりして失敗するということも充分考えられます。
おおまかな流れは頭に入れつつ、要所要所でレシピを見るというのが失敗しないレシピの使い方です。
レシピを見ない
一度もつくったことがないものを想像だけで美味しく作れるのは、よっぽど料理に慣れている人か天才かどっちかです。
レシピに忠実すぎても失敗すると書きましたが、それでもレシピをまったく見ないで実験教室を始めるよりは失敗の確率は低くなると思われます。
アレンジは上手くなってからやるとして、最初はレシピ通りにつくりましょう。
わからないときは調べる。作りながら調べるのではなく、調べてから作る。流れを意識する。余計なことはしない。
この辺を押さえておけば大きな失敗はしなくなると思います。
ああ、あと大事なのが味見をすること。レシピを信用しつつも家庭や好みによって味の濃さの好みは違うので、味見をしながら作れば大きく外すことはなくなります。
慣れている人は、味が薄くなることはあっても濃くなることはあまりないものです。
まとめ
失敗したときの考え方と失敗を未然に防ぐ方法についてご紹介してみました。
それでも失敗したときは、また失敗と向かい合い、同じ失敗を繰り返さないよう分析をし、改善策を考えてから次回の調理にのぞむようにしましょう。
仕事をしている人にはお馴染みのPDCAというやつですね。
wikipediaより
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の4段階を繰り返し、業務を継続的に改善していく手法です。
失敗でいつまでも落ち込まないのは大事ですが、失敗は忘れずにしっかり覚えておきましょうね。