整理収納における「整理」と「収納」の作業。
最初に行う「整理」の作業が整理収納全体の約7割を占めることになります。
整理・・・必要なモノと不必要なモノとに選別
収納・・・取り出しやすいようにモノをしまう
ですので、整理収納作業全体のほとんどをモノの選別に費やすことになります。
これが想像するよりもかなりの労力を必要としており、終わった後には疲労感たっぷりになる可能性があります。
そこでうまくこなすためのいくつかのポイントを挙げてみたいと思います。
出典:知っておこう!片づけの陰と陽 “陽=収納”を楽しむ“陰=整理”のスムーズな進め方
コミュニケーションをとる
おそらく、作業をする時にはプロの方に依頼していることが多いと思います。
そのような時には、同じ時間、同じ目標に向かって頑張るパートナーとして、会話をしながら進めていくのがいいかもしれません。
もちろん会話に集中し過ぎてもいけないですが、適度に会話をしながらでも作業をすれば、リラックス出来ていいと思います。
もしも1人の場合なら、選別作業で必要なモノ、不必要なモノを口に出して判断するのもいいと思います。
作業は黙々とやってしまいがちですが、判断対象となるモノを手に取った時、今後も使う事があるのかどうか、そのような事を考えるためには、出来ればリラックスした状態のがいいですからね。
「整理」中に「収納」のことを考えない
「整理」作業をしていると、着々とモノで埋まっていた収納スペースが空いてくることが分かります。
そうすると、かなりの割合で「これをここに収納出来るようになりたいのですが。。。」と言う相談を受けます。
気持ちは察しますが、この時点ではそのことを考えるべきではないんですよね。
このまま「整理」作業をしていると、今後もっともっと有効に使える収納スペースは出てきて、良い意味で予定が狂うことが多々あります。
なのでこの時点で収納をどうしたいかを考えることにあまり意味がありません。
(どのようなイメージの部屋にしたいと言う大きな構想は事前に考えておくべきことです。)
また、ここで収納をイメージし出してしまうと、「整理」作業に対する集中力が切れてしまって作業が進まなくなってしまいます。
なので「整理」作業が終わるまで我慢です!
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リフレッシュ!
最初にもお伝えしたように、「整理」作業はかなりの労力を使います。単に必要なモノと不必要なモノとに分ける作業と言ってしまえばそれまでですが、収納された状態からモノを引っ張り出し、一つ一つを全部手に取って判断し、今まで家に置いていたモノに対して決別をしなければなりません。
ある程度の時間が経過した頃には、肉体的にも精神的にも疲れてしまっていることがほとんどです。
ですので、途中で休憩を入れる、日常生活に支障が出ないよう1日3〜4時間までとするなど、自分の体力に合わせて作業時間を決めていきましょう。
もちろん、丸1日かけてとことん作業をしたいと言う考えであればそれでも構いません。
(本音はこちらのがいいと思いますよ。)
最後に
疲労困憊であったり、集中力がない状態で「整理」作業をすれば、ベストな判断が出来なくなってしまいます。
ベストな判断が出来なければ、目指すべき理想とする部屋に遠ざかってしまうことになります。
判断基準が鈍ることのないよう、自分の体力を見極めながらやっていきましょう。
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