皆さんは、カレーを作るときのこだわりはありますか?
小さいお子さんがいる家庭では、自分達用とお子様用とで作り分けているところもあるでしょう。
とっちゃんは、我慢ならずお昼にこんなカレー弁当を購入していました。
レトルトカレー(;´Д`)お弁当屋さんで。
カレーって、急に食べたくなるものだけど、煮込んだり翌日食べた方が美味しかったりで
「食べ時」を逃したりしますよね。
私がカレーを作るときには、いくつかのレシピを参考にしています。
中毒カレーは、一晩おかなければならないのが、すこぶる面倒くさいのです。
そして、旦那が帰ってくるカレーは、カレールウを毎回複数組み合わせるのが、すこぶる面倒くさいのです。
そう、私は「美味しいものを食べたいが、面倒なのは嫌」なのです。
そこで、今回は、簡単にできて、しかも中毒カレー並みに美味しいカレーを紹介します。
ばぁばこと、鈴木登紀子先生の和食は激うま
皆さんは、ばぁばこと鈴木登紀子先生をご存じでしょうか。
(こちらより引用:http://www.kyounoryouri.jp/teacher/detail/113)
御年90歳を越えても現役で料理教室や料理本を出版している料理研究家です。
昔ながらの和食の作り方を、皮のむき方や調味料の使い方まで丁寧に教えてくれることで有名です。
私も、和食作りの時にはいつも参考にしています。
特にこの本は、ばぁばのエキスがぎゅっと詰まっています。
しかし、昔ながらの和食のため、「懐かしい味」と同時に「しょっぱい」と感じることも多々あります。
そのため、塩分の量などはその都度「現代風」に調整する必要があります。
さて、今回ばぁばを取り上げたのは、「ライスカレー」のレシピが秀逸だからです。
このレシピが秀逸なのは、カレールーを用いずカレー粉を使うこと、そして完成まで30分以内に出来ることがあげられます。
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ばぁばのライスカレーに足りないもの
実は、ばぁばのカレーのレシピには出汁がありません。
中毒カレーは、鶏肉を煮込む場面があり、美味すぎカレーは三種類のルーに出汁が含まれています。
そのため、ばぁばのカレーは、早くて美味しいんですが、どこかぱっとしない味になってしまうのです。
それは、昔のライスカレーは食べながらソースや醤油を加えてアレンジをするという背景もあるでしょう。
実は、醤油には単なる塩分だけではなく、うま味の元であるアミノ酸が多く含まれています。
アレンジを通じて、うま味が添加されると考えられます。
けれど、そうするとばぁばの他の料理同様「しょっぱく」なってしまうんです。
それを補うために、出汁を加えます。
そこで参考にするのが、そば屋のカレーです。
そば屋のカレーは、そばつゆが加わっていることで、和風のカレーとも表現されます。
そのそばつゆの本質は醤油のうま味と出汁のうま味です。
そこで、ばぁばのカレーに、そばつゆ並みの出汁を+αするのです。
中毒カレー×ばぁば×そば屋=激早激ウマカレーの作り方
材料 2-3人前
・じゃがいも 2個
・にんじん 1本
・たまねぎ 1個
・豚バラ肉 200g
・カレー粉 小さじ1
・鰹だしの素 大さじ2
・いりこだしの素 大さじ1
【A】
・塩 小さじ2
・酒 大さじ2
・しょうゆ 大さじ1+1/2
【B】
・小麦粉 大さじ4
・カレー粉 大さじ2
・水 100mL
【C】
・ウスターソース 大さじ1
・酢 大さじ1
(ベースのばぁばのライスカレーは、こちらを引用しました。:http://www.kyounoryouri.jp/recipe/20835_%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%BC.html)
作り方
今回使用する野菜はこちらです。
この野菜達と豚肉を1cm角のサイの目に切っていきます。そして、じゃがいもとにんじんを水につけていきます。
こうすることで、周りについているデンプンが水に流され、鍋にくっつきづらくなる効果があります。
豚肉とたまねぎは切ったら、他にとっておきましょう。
カレー粉は、中毒カレーと同じこちらを使用しました。
Amazonにも売っており、400gも入っているので大変お得です。
出汁の素は塩分が過剰に入っていたり、化学調味料が入っているものが多いため、こちらのものを使用しています。
鍋に、水700mLと、野菜、カレー粉、だしの素2種類を加え、強火にかけます。
野菜が1センチに切ってあるため、すぐに火が通ります。
煮立ったら、豚肉を投入し中火にします。
そこで5分ほど煮たら、【A】の調味料を加え、3分ほど煮ます。
そしたら、ばぁばのライスカレーのポイントなんですが、ルーを用いず、作らず、カレー粉と小麦粉を入れます。
下準備として【B】の小麦粉とカレー粉を混ぜておきます。
ここに、水100mLを少しずつ加え混ぜ合わせます。
これを鍋を混ぜながら少しずつ加えていきます。
結構、ダマになりやすいですが、根気よく混ぜると、しっかりと解消できます。
とろみがついてまんべんなくカレー粉が行き届いたら、【C】を加えて一煮立ちしたら完成です。
まとめ
カレーが食べたいモードにスイッチオン!してしまった方は是非作ってみてください。
簡単、うんまい、カレーが食べられます。