先日、看護学会で沖縄に行ってきました。学会の目的は最新の情報を交換し合うこと。だから、観光する時間はほとんどありません。しかし、夕飯やちょっとしたおやつなど、地元の名産を食べることは出来ます。僕は初めての沖縄旅行だったので、揚げたてのサーターアンダギーが食べたいと切に願っておりました。そして、食べることの出来たサーターアンダギーはものすごく美味しい。それを自宅でチャレンジした結果、トラウマになりそうになったお話です。
沖縄でサーターアンダギーを売ってる場所
沖縄で、サーターアンダギーを買おうと、いろいろなお店をぶらぶらとしましたが、ぜんぜん見つかりませんでした。僕のイメージだと、名産なので「サーターアンダギー屋さん」と書かれているかなぁと思ったからです。しかし、ホテルの人に聞いてみると、どうやら「天ぷら屋さん」で、揚げたてのアンダギーは売っているらしい。それも、沖縄の天ぷら屋さんは朝からやっているとのこと。こちらでいう、パン屋さんみたいなもんなんですかね。
ちなみに、この天ぷら屋さんで売っているモズクの天ぷらもうんまいです。
まずは手に入れるべくサーターアンダギーの素
ホットケーキを作るためには、ホットケーキミックスを使うと思いますが、サーターアンダギーを作るためには、サーターアンダギーの素がうっているという情報を入手し、探しました。しかし、お土産屋さんにもあまりおいていないようです。
目を付けたのは、ドンキ。そう、ドッ、ドッ、ドッ、ドーンキー、ドンキーホーテーの、ドンキです。沖縄の地元民の方が多く、こちらではあまりみかけない海ぶどうなども、売ってました。しかし、僕は海ぶどうのおいしさが良くわからないという不幸せものなので、買わず。
探し求めて、みつけたのがこちら。
沖縄製粉さんの出しているサーターアンダギーミックス。そもそもの疑問として、ホットケーキミックスとどう違うんだろうか?と感じたんですが、裏面をみると、ホットケーキも作れる様子。
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実際に作ってみた。
まず、卵3個をボールに割り入れ、ときます。その上にサーターアンダギーミックスをすべて入れ、粉っけがなくなるまでしゃもじで混ぜます。
ここで不安になる要素が。卵3個では水分が足りずかなりボソボソに。
僕は負担この時点で辞めてしまうのですが、この記事を参照して、レシピ通りに作ることに専念しました。その結果、このようになめらかな感じに。
ラップをかけて30分ほど寝かします。
寝かし終えたら、油を温めます。目安は140-150度。レシピによると米粒大のアンダギーが5秒ほどで上がってくる状態とのこと。ポトポトしながら観察します。しかし、なかなか上がってきません。おかしいな?とおもって、普段確認している方法へ。
それは菜箸の先からどれくらい泡が出てくるか。ものすごくでていて、170度はあります。でも、アンダギーはなかなか上がってきません。菜箸でつついてみると、底にくっついてました……。
準備は万端ということで、アンダギーミックスをピンポン玉大に丸め、投入。こげないように回転させながら揚げていきます。レシピによると7-8分とのことですが、そんなに揚げてたら真っ黒になる勢い。ちょうど良さそうなところでとりだし、竹串チェック。
その結果、ミックスが串についてきて半生の判定。
中まで火が通るのに揚げ続けて完成したのがこちら。
まっくろくろー!
さくっとして、中はふんわりいておいしいんですが、色が…….
しかも、この間揚げてはチェックし、戻し。揚げてはチェックし、戻し。この作業がトラウマになりそうでした。
しかも、温度を低めで長く上げようとするあまり、油を吸ってしまい、すごく油っこくなってしまいました。
次回の成功に向けて
まず、揚げ物で重要なのは温度管理です。高すぎれば焦げてしまいますし、低いとべちゃっとなりがちです。やはり、慣れた方法で温度管理をするのが一番です。
また、アンダギーの大きさをはじめは小さめでチャレンジするのが良さそうです。球形だと、どうしても中心部に火が通りづらいため、小判型などで作ってみると火が通りやすいのかなと思いました。
しかし、焦がすという失敗はしたものの、いざ食べてみると沖縄で食べた揚げたてのアンダギーを思い出すくらい、美味しかったです。
ぜひ一度お試しください。
なお、半分に割ってあげなおしたら良い感じの色合いに。