こんにちは、キッチンの整理収納だけ得意なとっちゃんです。
12月も半ばに差し掛かり、そろそろ「大掃除」という3文字が頭に浮かんでいる人も多いのではないでしょうか。
わたしは大掃除はしません!
「1年の汚れを落とす」とか、そもそもそういった考え方が好きじゃありません。
というわけで、整理収納の専門家ではありませんが、大掃除について語ってみたいと思います。
大掃除は一夜漬けの試験勉強とおセイムだ
そもそも大掃除とは何か。wikipediaによると
一般には、年末(大抵は12月28日)に、徹底的に行う掃除を大掃除(おおそうじ)と言う。一年分の汚れを除去し、新たな年に歳神を迎える準備をし、新年を新たな心持ちで始められるようにする意味がある。また、学校行事で学期末などに一斉に行う掃除も大掃除と呼ばれる。
だそうです。
別名、煤払い(すすはらい)
古くからの慣習的な部分もあるので、年末に掃除をすること自体は全然悪いとは思いませんが、掃除用具も発展し、生活も多様化してきた現代ではクソ忙しい年末に大掃除をわざわざするなんてナンッセンッス!!!
まあ行事としてはいいですよ。ただ、本当に大掃除をする必要ありません。
手段と目的が入れ替わっていませんか?
本来は、家を綺麗にすることが目的なのに、実際は大掃除をすること自体が目的となっている。
試験勉強を思い出してみてください。
試験前に必死に勉強し、頭に詰め込んでいるヤツより普段からちゃんと勉強している人の方が、テストの成績もよかったなんてことありましたよね。
大掃除もまさにそれ。
1年に1回だけちゃんと掃除する人より、日常的に掃除をしている人の方が、掃除スキルも高いし時間を有効につかっているんです。
掃除を習慣化しましょう。
毎日、掃除をするなら圧倒的にハンディクリーナーがオススメ!
便利な整理収納グッズに惑わされるな
[ad#ad-1]わたしがこの記事を書こうとおもったのは、こちらのニトリの記事を読んだからです。
簡単にいうと、「ニトリの整理収納グッズを買えば収納スペースが増えるので、大掃除の時間を短縮できますよ」ということが書いてありました。
たしかに、ニトリには整理収納に役立つ便利グッズがたくさんあります。
わたしも利用していますが、たしかに便利。
でも、それじゃあだめなんですよ。
部屋が散らかる原因
不要なモノが多すぎる
部屋が散らかるそもそもの原因は、不要なものが多いからです。
え?全部必要ですって?
いやいや、ほらそれ、その変な帽子。
あと、それ、その週刊少年ジャンプ。
いらないでしょう?
必要だと思い込んでいるだけで、いらないものというのは山ほどあります。
自分では気づいていないけど、いらないものがたくさんある状態。これをAとしましょう。
この状態では、そもそも必要なモノと不要なモノの区別がついていないので、片付け様がありません。
まずは、これら1つ1つと向き合い不要なモノがない状態にもっていきます。
勝手に綺麗になっていく喜び
さて、不要なモノないということは、不要なモノを捨てなかった原因を理解しているということ。
ここにくると眼に映るものすべてが必要なモノということになります。
そして、数がだいぶ減っているはずなので、一目でモノの数や置き場所などを確認できるようになります。
この状態をBとしましょう。
ここが掃除の出発点
不要なモノは、ゴミと同じ。ゴミがゴロゴロある状態で掃除をしても、それは四角い部屋を丸く拭いているのと同じ。いつまで拭いても綺麗にはなりません。
不要なモノがないBの状態になってはじめて掃除の出発点に立ったといえます。
これを理解せずに、収納グッズを増やすことは、ゴミを綺麗に並べているに他なりません。
ニトリの収納グッズは便利ですが、まず不要なモノを捨てましょう。
整理収納についてもっと知りたい方は、こちらの本がオススメです。
おわりに
というわけで、大掃除は効率も悪いし、終わったらどうせ散らかるから根本から見直しませんか?というお話でした。
冬に長時間、外側の窓掃除をしていたら風邪ひきますよ。
窓も、網戸も、冷蔵庫も、お風呂場も普段からチョコチョコ掃除していれば、そこまで汚れないしササっとやるだけで大掃除もあっという間に終わるはずです。
ぜひ、大掃除が必要ない人を目指してみてください。
今日から少しずつでも始めたら、年末には相当綺麗なお部屋になっていると思いますよ。
以上、大掃除しない方が部屋が綺麗になる?試験勉強から考える大掃除の極意でした。
大掃除もしたくないけど、普段から掃除もしたくないという人は、家事代行サービスを使うのもオススメです。
苦手な掃除は人に任せて、空き時間で有意義なことをしましょう。