今の家に住み始めて1年半が経とうとしています。
家のエアコンは、備品としてついていたものです。
これまで、清掃や手入れをしてきませんでした。
年式を確認したところ、10年ほど前のエアコンのようです。
現在生じているエアコンの症状としては、設定温度になかなか到達しません。
例えば部屋の温度が20度のとき、23度に上がるまでに2時間以上必要とします(;´Д`)
赤外線ヒーターを併用していますが、こちらのほうが部屋を暖める効果が高いという皮肉ップリ。
どちらのほうが、電気代が安いのか調べると圧倒的にエアコンなのですが、このような状況ではエアコンのほうが高いにきまっています(´・ω・`)
そこで、この温まらない原因は、一切クリーニングをしていないエアコンなのじゃないかと思いとりかかりました。
エアコンの清掃頻度は2週間に1回しなければならない
皆さんのお宅は、どれくらいの頻度でエアコンの清掃を行っていますか。
今回、エアコンの清掃をするに当たり取扱説明書をネットで調べていて驚くべき事実を発見しました。
各部品の左上に清掃すべき日数が書いてあるのですが、なんと2週間に1回・・・・・・。
これまでひっこしてから1度も清掃していないことを踏まえると、そりゃ汚くなるよねという話です。
我が家のエアコンカバーを取り外したら、まっくろくろすけだった。
パッカーン
なんじゃこりゃー!!
松田優作なら、そう叫んでいますね。
これ、全部カビです。
2週間に1度清掃しなければならないカバーはこちらです。
このカバーには寂しげに
「防かび」
とかかれています。
なるほど。このカバーが内部のカビの侵入を防いでくれているんですね!
さすが!
(;´Д`)侵入されとるやーん!!
説明書に記載された清掃方法
まず、一番最初に外したカバーは「丸洗いカバー」という名称がつけられています。
こちらの清掃頻度は1年に1回。
下側を持って上側に持ち上げると、簡単に外れるようになっています。
中性洗剤をつけて、ごしごしと洗います。
素材はプラスチックなので、全ての汚れを落とし終わった後、キッチン泡ハイターをつけておきました。
隅に残っているカビを許すマジという話です。
そして、防かびシートは、下に引き下げるように抜けます。
これも、丸洗いカバーと同じ洗い方が出来ます。
ただ、寂しげに
「汚れがひどい場合は中性洗剤とぬるま湯で洗いましょう」
「その場合は、よく乾かしましょう」
と書いてあります。
あたかも、丸洗いが悪いかのような言い方!
ちなみに、こちら素材はプラスチック製です。
同じように洗い方をしても問題ないと判断しました(`・ω・´)
その結果がこちらです。
( ゚д゚ )なんということでしょう。
次ぎに、顔を出したのがこちらです。
奥に控える黒いヒダヒダの物体が「熱交換器」という機械です。
こちらは、説明書によると「水濡れ厳禁」
しかたなく、外側のフレームを中性洗剤をつけながら拭き取り、熱交換器は掃除機で吸いました。
なるほど、フレームの裏側も完全にやられてしまっている。
くそっくそっっ。
防かびシートは、何年も悔しさに打ちひしがれながらその場にいたのでしょう。
ここでやめてしまっては、日頃から後輩に「ggrks(ぐぐれかす)」といってきた自分がいたたまれません。
すると、どうやら熱交換器の前にあるカバーも外せるようです。
両端の下側に2センチくらいのカバーがついています。
下側にくぼみがあるので、マイナスドライバーを引っかけて、上側に跳ね上げると外れます。
顔を出すのはプラスのねじなので、こいつも外してあげると、カバーが取れます。
やっぱり裏側もやられている!!
こいつも、水洗いの刑です。
ネットで熱交換器の洗浄方法を調べたところ、エアコンの洗浄剤や水洗いをがんがんしても大丈夫という記載が多数ありました。
その水はどこに行くかというと、室外機のホースから出るらしい。
でも、さすがに怖いのと、原状復帰が出来なくなると元も子もないのであきらめました。
そのため、熱交換器はひたすら掃除機がけです。
これが、外側の丸洗いの結果
しっかりと乾燥させないと、機械が壊れる可能性があるので注意してください。
説明書に「だから掃除機だけにしろとなんどいったことか」と責められかねません。
そして、全てを戻します。
エアコンをつけてみてびっくりしたその効果。
20度から23度に2時間以上を要していた我が家のエアコンですが、今回は20分ほどでその温度に到達しました。
そして、心なしか暑い。
「お、エアコン効いているな」
というのが十分理解できるくらいのレベルでした。
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エアコンを清掃しないことによる健康被害は、喘息やアレルギー性鼻炎です
エアコンを掃除しないと、ほこりがたまります。
これは、アレルギーの原因物質になります。
ほこりがたまると、空気中に舞った花粉やだに、ダニの糞が絡みつきやすくなります。
それが、エアコンの風に乗り空気中に舞います。
ダニやダニの糞、花粉もアレルギーの原因になります。
我が家のエアコンは、カビでびっしりでしたが、カビも当然アレルギーの原因です。
身体の内側は、粘膜で覆われています。
粘膜は、身体に悪影響を及ぼす物質を外に運び出す役割をします。
粘膜が乾いたり、悪いものが大量に付着すると対処しきれなくなり、炎症が生じます。
ノドの粘膜で炎症を起こせば、咽頭痛(のどかぜ)になります。
気管や気管支で炎症を起こせば気管支炎や喘息になります。
したがって、うがいやマスクで侵入を防ぐのも1つの方法ですが、大切なのは空気にさまよう原因を取り除くことです。
だから、アレルギー性鼻炎や喘息で困っている人で、
エアコンを掃除していない人がいたら、すぐにキレイにしましょう。
あと、忘れがちですが清掃の時はマスクをしてください。
症状がかなり悪化します(;´Д`)
まとめ
今回、もしかしてエアコンの掃除をしていないかも?と疑ったのは、「こんなときは?」というネット上の記事です。
エアコンが効かないと調べるだけで、多くのサイトに記載が載っていました。
掃除は慣れると簡単なので、是非やってみてください。
「お?最近、なんか楽だな」とおもったら、しめたものです。
こんなグッズも売ってますよ( ゚д゚ )
あと、掃除機の先につけるパーツがあるとくっそ楽です。