私が実践している誤字脱字をなくす方法

こんにちは、整理収納ソムリエのだーかねです。

たまには整理収納以外のネタを書いてみます。

私は友達のブログやニュース記事を読み、誤字脱字にすぐ気付くことが出来るようです。

”ようです”と言うのは、たまたま私が他の人よりもブログを先に読んで先に気付いただけなのか、他の人も気付いているけど、投稿者に教えてあげていないだけなのかと思っていたんですが、そうではないような感じです。

先日もブログに書かれていました。

 だーかねのチェックをくぐり抜けることは出来ません。

参照ブログ:ブログの誤字を無くしたいなら、Wordの設定を変えるべし!

他にも、校正先生なんて呼ばれたこともあります。

自分自身としては普通のつもりですが、そうなったであろう要因を思い出してみます。全て整理収納のコンサルタントとして活動する前の会社員時代の話です。

会社員時代の仕事

1.規程を作る

全社的な規程を作り直すことになり、とにかく難しいお固い文章を読んでいました。

2.議事録を作る

役職がついていない当時20代の私が、部長や役員が対象の会議に出席して、会議の議事録を作っていました。

3.通達を作る

全社員向けの通達を作っていました。(主に部長や役員名義)

共通事項

中でも特定の部署にいた2年間は、上記のように徹底的に文書を読んで作って調べていました。同じ文書を毎日毎日エンドレスで読み直し、本当にこの文章でいいのか、本当にこの日本語でいいのか、本当に誤字脱字はもうないのか、ずっと頭を悩ませて続けていました。

その効果もあり、世の中に溢れている『議事録』と言うものが、全く議事録の体を成していないものが多いことに気付けるようにもなりました。

 

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実践方法

そんな時、誤字脱字をなくすために実践していた方法はこちらです。

1.Wordの文章校正機能

文章を作成し終わった時に、『スペルチェックと文章校正』ボタンを押し、誤字脱字をチェック。これが結構気付かなかったミスも見つけ出してくれるので本当に便利でしたね。今までおかしく使っていた日本語の間違いにも気付けるようになりましたし。

例えばこの機能を使って気付けた印象深い言葉は、

1.ら抜き言葉
食べれる ⇨ 食べられる

2.〜だったり
AだったりB ⇨ AだったりBだったり

テレビを観ていても、タレントが間違えて「ら抜き言葉」を使っていて、画面に出てくるスーパーで正しい日本語に直されていることがかなりあります。よく見てみて下さい。

※参考記事:Word 2010で文章を校正する方法

ググレカス

今まで正しいと思って使っていた言葉もとことん疑って調べてみました。おかげで似た言葉でも微妙な違いを理解することが出来ました。

例えばここで印象に残った言葉は、

1.一緒くた
簡単に言えば、ごちゃまぜと言う意味。
「いっしょくたん」と思っていた人が結構いたし、この漢字が間違いだと疑われたこともたくさんありました。

2.規程と規定
規程⇨会社で制定したようなもの
規定⇨法的なもの

3.配付と配布
配付⇨特定の人に配る=会議資料
配布⇨不特定の人に配る=ビラ配り

ざっくりの違いですが、厳密な違いは各自で調べて(ググって)みてください。

このあたりは理解せずどちらかの漢字を使っている人、今でもすごく多いですよ。

時間を置く

皆さんも文章を作り終わった時に読み直しはしていると思います。ただ、作り終わった直後に読み直すのと、少し時間を置いてから読み直すのとでは感じ方が違ってきます。

作成期限に余裕があれば一晩経ってから、そうでなければトイレに行ってから、他の作業をこなしてから、など間を空けてから読み直してみましょう。また新たに修正箇所が見つかるかもしれませんし、よりよい文章が思い浮かぶかもしれません。

 

FireShot Screen Capture #066 - 'Google' - www_google_co_j

その他

これらのことが実践できるようになると、日頃から言葉に疑問を持てるようになります。おかしい日本語たくさんありますよね。

例えば、

1.了解
これは本来、目上の人に使う言葉ではありません。でも先輩や上司に対して「了解です。」と言っている人多いですよね。
この言葉を使ったから怒られると言うことはないと思いますが、本来の意味は知っておくべきかなって思います。

2.電話番号
誰かに電話番号を口頭で伝える時って「090〜」を「ゼロキューゼロ〜」って言っていませんか。ゼロ=英語、キュー=日本語です。
なので本来なら「レイキューレイ〜」と伝えなければいけません。今更このように伝える方が違和感ありますが、本当はこちらが正しいと言うことです。

3.エントリーNo.1
No.は日本語で言うと「番」です。なのでこれが口頭だと「エントリーナンバーイチ」(もっと厳密に言えばエントリーナンバーワン)。
何かのコンテストでアナウンサーの方が司会をしているとちゃんとそう言っています。ですがタレントさんが司会をしていると「エントリーナンバーイチバン」と言っています。これ日本語にすると「1番番」って続けて言っていることになりますよね。
この違いもテレビを観ていると面白いですよ。

4.各と毎
「各グループ毎で」と言う文章をかなり頻繁に見ます。
ですがこれは「各グループで」もしくは「グループ毎で」が正しくなります。

※詳しいことはググレカスでお願いしますね。

さいごに

私が実践している誤字脱字をなくす方法ってこんな感じです。

「え?そんなもん?」

って思った方もいるかもしれません。やってることは至って普通なんですよね。

大事なのはいかに文章を考え直すか、いかに文章を読み直すか。

要は『文章と真剣に向き合う』

そんな感じだと思います。

ただ、当然その分時間はかかります。最初の頃はものすごく時間がかかりました。でもそれを乗り越えるとレベルアップしていくし、時間も少しずつ短くなっていくし。自分なりに工夫して、少しずつでいいので全体のスピードをアップできるようにしていくと良いと思います。

しかしながら、このようなことを言っている私でも、時にミスは出ます。100%ノーミスと言うことはなかなかありえません。なので周りの方の力=他人の目も絶対に必要なんです。

他人の間違いの指摘って嫌味を言っているように伝わってしまう時があるので言いづらくあえて言わないと言う人もいるんですよね。ただ、そうすると間違っている人がその後読まれる人に「この人、文章が間違ったまんまだけど、読み直しもせずに投稿したのかな。」って思われてしまうことになってしまいますよね。

大切なのは言い方。優しい言い方で間違っていたことを伝えてあげましょう。

そしてみんなで誤字脱字をなくしていけるようになるといいですね。

 

ちなみに私の本業のホームページ:D&ASSOCIATEこちらです。

ABOUTこの記事をかいた人

整理収納ソムリエのだーかねです。整理収納アドバイザー1級を取得後、整理収納に関するコンサルティング業(家庭向け・企業向け共に)を開始し、様々な家庭や企業における問題の解決を実施中。 整理収納をきっかけとして、これからの人生を変えてみませんか。 ホームページはこちらです。 → http://dandassociate.com