こんにちは、整理収納ソムリエのだーかねです。
先日(と言っても5月)、某経済ニュース番組を観ていると、「福祉で利益を生み出せるのか?」と言う特集をやってました。
いま百貨店などで人気を集めている「久遠チョコレート」。2014年の発売開始から3年で、年商2億円を売り上げるまでになった。このチョコレートを作っているのは、有名ショコラティエではなく、実は障害者。製造・販売を行う社団法人ラ・パルカグループの代表の夏目浩次さんは、障害者の賃金の低さに疑問を持ちこの事業を立ち上げた。ラパルカグループでチョコレートを作る障害者の工賃は、全国平均より3倍以上も高い。なぜこうしたことが可能になったのか?これからあるべき福祉、障害者の雇用のあり方を考える。
へー。
久遠チョコねぇ。
そんなのがあるんだ。
と思いながらそのまま観ていると、豊橋本店と言う表示が!
ん!?豊橋???
ワシの実家のすぐ近くやないか!
しかも2016年5月にオープンしていたってことは通り過ぎたことがあるはず。
(厳密にはもともと製造のみだったのを製造兼店舗に改装)
全く気付かなかった・・・。
久遠チョコレートとは
気になりまくったのでググってみました。
久遠チョコレートが生まれたきっかけ
代表である夏目浩次さんが会社員時代、障害者の工賃の低さに衝撃を受ける。
(2012年度実績で月額約14,190円。勤務日数を月20日で計算すると、1日あたりわずか700円。)
厚生労働省「障害者の就労支援対策の状況」参照。
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その現状に納得がいかず、自分で改革することを決意。
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脱サラをして、豊橋市で重度の知的障害をもつ3人の女性を雇用し、パン屋をスタート。
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タリーズコーヒーの病院内店舗の開設など、企業と福祉のコラボスキームの開発・導入など、企業連携・事業開発に取組む。
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チョコレートの製造が障害者に合っていると言うことから、ショコラティエの野口和男さんと共にチョコレート事業を開始。
詳細はこちらのインタビュー記事参照。
久遠チョコレートとはどんなチョコ?
ピュアチョコレートと呼んでいます。
本プロジェクトのピュアチョコレートは、最高の技術と知識、経験値、そして情熱から生み出されています。赤道上下20度内に位置する各カカオ生産国から届いた素材に対して、余計な油分は一切使わず、全国の障がい者が手間をかけて最高の商品に仕上げます。
3つのこだわりからピュアチョコレートが生まれていると言うことなんですね。
こだわって作っているのがよく分かります。
実際、どんな味なんだろ。
気になります。
画像・引用はホームページより。
よーし!そこまで言うなら直撃だ!
と言うことで帰省のタイミングに合わせて行ってきました。
豊橋本店に。
場所は豊橋駅近くのアーケード街と言うとても好立地。
外観は落ち着いた色だし、木材も使ってあって、ぬくもりがあっていいですね。
店内は?
いざ入店。
うわー。
いろいろありすぎるー。
入店した時がたまたま他のお客さんがいなかったので、店員さんとお話しながら店内を回る回る。
う〜ん。
う〜ん。。
う〜ん。。。
選べない(笑)
どうしていいか分からず、頭が放心状態になってしまう。
そんな私に対し、優しい店員さんがニコッと微笑んでくれます。
豊橋本店は、製造兼店舗と言うことで、ガラス張りで製造現場が見られるようになっています。
とっても可愛らしい製造現場ですね。
私が訪問した日はたまたま障害者の方は勤務しておらず、健常者の方2名で運営(製造兼店舗)していました。
と頭をリフレッシュしたところで。
こういう時は一番の売れ筋である、定番商品を買うしかない!
「久遠チョコレートの代名詞:久遠テリーヌ」をゲット!
しかも7種類!
客が自ら完成させる至高のアイス
それだけじゃ物足りないってことで、せっかくの真夏だからアイスを。
入り口には「至高のアイス」って書いてあったし、気になる〜。
本体である至高のアイスを4種類の味(バニラ、抹茶、ストロベリー、マンゴー)から選び、それをまた3種類の味から選んで至高のチョコレートをコーティング(コロンビア産ミルク、ベルギー産ホワイト、イタリア産レモン)するとのこと。
味の組み合わせによっては何通りも作ることが出来るので面白いですね。
私は本体がバニラでチョココーティングをイタリア産レモンに。
バニラアイスをアツアツでドロドロのレモンの中に、
入れてぐりぐり周して満遍なくコーティング。
そして取り出すと急速に冷やされてシャキーン!
さっぱり、冷んやりでウマー!
コーティングしたレモンチョコが、噛むとパリパリと剥がれて昔ながらの懐かしい感じのアイスを思い出しました。
[ad#ad-1]定番テリーヌを食す
帰宅してからはテリーヌ実食。
リッチベリー
アップルティー
ベリーベリー
ほうじ茶
京番茶
豊橋テリーヌ
ゆず
どれも美味しい!
しっとりとした食感がまた堪らない。
特に豊橋テリーヌのように、地元豊橋特産の次郎柿や無農薬緑茶を使って作っているのもさすがですね。
こりゃ、デパートの特設会場にも出店出来るわけだ。
さいごに
メディアでもさんざん取り上げられ、デパートの特設会場でも大盛況。
そう考えるとかなり店舗があるのかなと思いきや、
まだまだこれからと言ったところですね。
障害者の雇用や研修がそう簡単ではなく、少しずつでしか拡大出来ないかもしれません。
まだ通販をやっていないことからもそこまで製造が追いつかないってことが想像出来ますし。
(臨時的な通販はあり)
商品はどれも決して安くはない価格ですが、有名ショコラティエとの商品開発、こだわりの材料、障害者による愛情たっぷりの製造。
それらを考えたら納得の価格かなと。
今度はテリーヌ以外を食べてみたいです。
店舗に寄れる方、デパートの特設会場に行ける方、是非食べてみてくださーい!
久遠チョコレートのホームページはこちらです。
D&ASSOCIATEのブログはこちらです。
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