満開に咲いていた桜の花びらも散り始め、葉桜が目立ってきましたね。
みなさんは、お花見に行きましたか?
葉桜になり始めた頃、注意したいのが毛虫です。
桜の木の下を歩いていて、毛虫を発見したことはないでしょうか。
今回は、そんな桜の木に潜む毛虫について紹介いたします。
桜の木には毛虫が潜んでいる。
桜の木に毛虫が発生しやすい時期があります。
それは、葉桜になり始めた頃。
葉桜になり始めた頃は、葉がまだやわらかいため、毛虫のえさになりやすいのです。
そのため、春から初夏にかけて毛虫が発生します。
代表的なものに、エゾシロチョウやモンクロシャチホコがあげられます。
実際に、写真を転載しようと思ったのですが、苦手な方も多いと思うので、リンクを張っておきます。
参照してください(;´Д`)
毛虫にさされるとどうなるの
毛虫の毛やトゲは、毒があるだけではなく、単純に物理的に針で刺したような刺激により皮膚を攻撃します。
触った瞬間に、「痛い!」というよりも、「熱い!」という灼熱感を感じることの方が多いです。
その後、少しずつ触れた部分が腫れてきて、赤くなります。
アレルギー症状が出やすい人などは、部分的な症状にとどまらず、
気持ち悪くなったり、実際に吐いてしまうケースもあります。
食べ物アレルギーや薬のアレルギーのように、意識を失ったり、血圧がすごく下がってしまうようなことはあまりありません。
マイマイガというガの毛虫の場合には、毛虫に触れなくても、その毛が風に乗り触れただけで症状が出る場合があります。
眼や吸い込んでノドに症状が出る場合もあるので、近所でマイマイガがいるという話を聞いた場合には注意するようにしましょう。
実際に刺されたらどうすればよいの
まず、皮膚に刺さった毛虫の針を取り除くことが先決です。
毛虫の針は小さく細いため、指でつまんで抜くことは難しいでしょう。
セロハンテープなどの粘着テープでぺたぺたと、繰り返し貼り付けて針を取り除きます。
次ぎに、炎症を抑えるためにアイスノンなどで指された場所を冷やします。
手持ちの虫刺されの薬(飲み薬の抗ヒスタミン薬、軟膏の抗ヒスタミン薬、軟膏のステロイド薬)も効果的です。
こんな薬で十分ですよ(^ω^)
気をつけていただきたいのは、アレルギー症状がでやすい人の場合には、症状が悪化しやすいため、近くの皮膚科を受診するようにしましょう。
その際に、毛虫の写真を撮っておくと、医師の対応もしやすくなります。
桜の木にいる毛虫は食べられるらしい
夏に発生しやすいモンクロシャチホコという毛虫は毒がないそうです。
そしてなんと、美味しいらしい。
つまんでとって、塩ゆでや炒めて食べるんだとか。
サクラの香り、肉質の旨み、外皮の弾力、どれをとっても最高です。
特に虫特有の脂質のにおいがしないので、初心者にオススメです。
毛もやわらかく、味の絡みにくい外皮の代わりに毛にポン酢が絡み、
美味しく頂けます。
なんていう感想もあるくらい。
美味しすぎる旬の「桜毛虫」モンクロシャチホコ。この美味さは広めてよいものだろうか?
う、うーん。
興味がある方は食べてみて!
まとめ
葉桜になってくると、毛虫が発生します。
毛虫に刺された際は、針を取り除き薬を塗るようにしましょう。
中には、食べられる毛虫もあるんだって!