連日、酷暑が続きますが、体調崩していませんか?
あっという間の空梅雨で、気がつかない間に梅雨明け宣言をしていましたね。
時折おそってくる豪雨で、湿度も高くなっているので、くれぐれも熱中症に気をつけてください!
さて、今回は夏のお魚の代表格 鯵についてです。
お魚をさばいたことがないという方も多いと思います。
しかし、切り身で売っているお魚やお刺身よりも、実際にさばいたお魚のほうが新鮮で使い勝手も良い場合があります。
でも、いきなりさばいてみても、失敗したら嫌だなと思っちゃいますよね。
そこで、今回は初心者でもさばきやすい鯵と、それに見合ったお料理をご紹介いたします!
本日の材料は「新鮮な真鯵」
大きい青鯵が売っています。
青鯵というのを知らずに、大きい鯵だなと思って購入したことがありますが、やや水っぽく、お刺身には不向きな印象がありました。
なので、皆さんは是非、真鯵を購入してください!
パック詰めされた真鯵よりも、対面販売の新鮮な真鯵がオススメです(・∀・)
ぜひ、その時は「そのままください」と付け加えましょう。
さばくのは、あなたですから。
出刃包丁は、一家に一本あった方が良い
みなさんのご家庭には、出刃包丁がありますか?
無いという方は、もったいない。
家庭用の万能包丁で、魚の背骨を切ることがあると思いますが、刃こぼれの原因になってしまいます。
例えば、鯖の味噌煮をつくるのに、鯖の半身を買ってくるとするでしょう。
それを半分に切りたい時。そんなときも、是非出刃包丁を使用してください。
私が使用しているおすすめの出刃包丁はこちらです。
是非、購入してみてください!
早速、鯵をさばいていく!
まず、鯵の頭を左側におきます。
次に、頭を落とします。
この際に、ヒレの右側から頭の付け根に向かって、ややななめに包丁を入れます。
次に、鯵をひっくり返して同様にヒレの外側から頭の付け根に向かって包丁を入れ、背骨を断ち切ります。
鯵のお腹を眺めてみると、肛門があると思います。
この矢印のところがそれです。
この肛門から、切り落とした頭のところまで切れ目をいれます。
そうすると、内臓が取り出せるので、手でキレイに取り出します。
このときに、ビニール袋に入れてしまうと、後処理が楽です。
背骨に沿って、赤黒い塊があるのがわかりますか?
これは、血合いなので包丁の刃先でこそぎ落とすようにきれいにします。
鯵には、他の魚にはない特徴的なものがあります。
それが、ゼイゴです。
さばくさいに、このゼイゴを落とすと書いてあるものもありますが、皮を剝く際に剝きづらくなるため、今回は落としません。
それでは、ここから三枚に下ろしていきます。
包丁のきっかけはゼイゴです。
ここから背骨に押しつけるイメージで、ギコギコとすこしずつ歯をすすめます。
この際に、しっかりと背骨に押しつけておかないと、身の大半を捨てる羽目になるので気をつけましょう。
こんな感じ。
また、反対側も同様にきっていきます。
こんな感じ。
次に、この切り落とした実には、腹骨がびっしりついています。
これは、人間でいう肋骨の部分。
この部分を薄くスライスするように取り除いていきます。
こんな感じ。
次に皮を剝いていきます。
しっぽのところから薄くめくれている場所をみつけるか、切れ目を入れて、包丁で押さえつけます。
皮をおさえて、包丁を上下に動かしていくのです。
上手にむけました。
また、よーく観察すると身の中央に骨が走っているのです。
お魚屋さんや料理屋さんでは、ここを骨抜きで一本一本抜いていくのですが、私は面倒なのでやりません。
ここを思いっきり切ります。
なるべく細くが良いですが、大胆でOK
さて、鯵のお刺身ではこれをスライスしていくのですが、ここではざっくりと切っていきます。
もうざっくりでも面倒くさかったら、ミンチ状にしてしまってOK
これが、鯵のたたきです。
まご茶
まご茶は、伊豆の郷土料理です。
漁師飯ともいわれており、熱いご飯の上に鯵のたたきをのせて、醤油を回しかけてお茶を掛けます。
最後にわさびを添えたら完成!
熱いお湯で鯵が半生になるのが良いんです。
また、回し掛けるお醤油も、他のお刺身を食べた後のお醤油を使うと、うま味が凝縮されていて最高です。
この料理なら、さばくのが多少失敗しても、たたきにしてしまうのでOK
それに、簡単にできる料理なのでおすすめです!
まとめ
夏の旬の魚、鯵
これを使って、さばくことに挑戦してみては?
さばいた後は、まご茶にしてみてね(・∀・)