私はわさびが好きです。お刺身を食べるときも、醤油には溶かず、直接お刺身につけて食べるのが好きです。
わさび好きの人の多くは、「つん」という辛さが好きなだと思います。
だけど、私はどちらかというと「香り」が好きなので、「つん」という辛さは苦手です。
「つん」という辛さは、西洋わさびに強いイメージがあったため、私は「本わさび」100%のわさびを選ぶようにしています。
今回は、3種類のわさびを、まぐろ、牛肉、ぶり、とそれぞれ特徴のある食材に直付けをして食べ比べてみました。
それを、辛さ、香り、相性の3点を5点満点で評価しました。
本わさび3種類はこちら。
ハウス 料亭 生わさび 240円
ハウス 特選 本香り 生わさび 190円
S&B 本生 本わさび 190円
■S&B 本生 本わさび 43g
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右から、料亭、特選、本生です。
まぐろの赤身で実食
まぐろの赤身の特徴は、赤身自体に脂が少なく、香りも少ないのが特徴です。
以上を加味するとこのような点数になりました。
料亭 生わさび
辛さ ★★☆☆☆
香り ★★★★☆
相性 ★★★★★
料亭 生わさびの特徴は、香りが強く辛さが弱いことです。
赤身のまぐろを上手にそこを引き上げてくれている印象があります。
相性はばっちりでした。
特選 生わさび
辛さ ★★★★★
香り ★★☆☆☆
相性 ★★☆☆☆
特選の特徴は鼻に抜ける辛さと、ほんのりわさびの香りがただようことです。
辛さが強く、まぐろの赤身がまけてしまうため、相性はあまり良くなかったです。
本生 本わさび
辛さ ★★★★☆
香り ★★★☆☆
相性 ★★☆☆☆
特選同様、辛さが強いのが特徴ですが、香りが特選よりもややあるのかなという印象です。
こちらも、まぐろが負けてしまい、相性はあまり良くありませんでした。
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牛肉ステーキで実食
牛肉のステーキの特徴は、脂の量と脂のうま味を含めて牛肉のステーキという点です。
以上を加味するとこのような点数になりました。
料亭 生わさび
辛さ ★★☆☆☆
香り ★★★★☆
相性 ★★☆☆☆
主張の強い牛肉に、香り重視の繊細な料亭生わさびは負けてしまいました。
辛さがもともと弱いので、全然感じないに等しくなってしまい、物足りなさが目立つように。
相性は悪いです。
特選 生わさび
辛さ ★★★★★
香り ★★☆☆☆
相性 ★★★★★
主張の強い牛肉に勝る辛さが、うまく組み合わさって見事に引き立ててくれました。
主張の強い食材に組み合わせるには、特選一択かなという印象です。
本生 本わさび
辛さ ★★★★☆
香り ★★★☆☆
相性 ★★★☆☆
特選ほど主張はないものの、料亭生わさびよりは主張してくれます。
だけど、中途半端な感じが否めない印象です。
わざわざ、これを選ぶか?といわれると、選ばないと思います。
脂ののった鰤で実食
氷見の寒ブリ宣言が記憶に新しいように、この時期の鰤は脂がのって、まさしくトロという感じ。
ブリしゃぶが流行る理由もうなづけますね。
点数をつけると、こんな感じ
料亭 生わさび
辛さ ★★☆☆☆
香り ★★★★☆
相性 ★★★☆☆
牛肉ほど主張はありませんが、脂がのっている分、わさびの辛さや香りが負けてしまいます。
ただ、繊細さもあるので強すぎると勝ちすぎてしまうので難しいところ。
さっぱりとしたわさびが好きな人には、おすすめの組み合わせかなと思います。
特選 生わさび
辛さ ★★★★★
香り ★★☆☆☆
相性 ★★★★☆
鰤にとっては、辛さが強すぎるかなと。
辛さが少し強めなのが好きな人向けです。
料亭も、特選も好みが分かれる組み合わせなのかなと思います。
本生 本わさび
辛さ ★★★★☆
香り ★★★☆☆
相性 ★★★★★
香りがやや強く、辛さもやや強いという中途半端な位置づけだった、本生 本わさびですが、まさかここで活躍するポイントがくるとは。
脂がのっていて、主張の強い魚に対して使うときには、このわさびを使うことをオススメします。
まとめ
わさびを調べていると、結構色々な種類が出てきてそれだけで面白かったです。
刻みわさびなるものも発売されているようなので、そちらもためしてみたいところ。
是非皆さんも、食べ比べてみてください!