どうも!マツイケンジです。
今回なんですけども、お子さんのいるご家庭なら誰でも経験のあることだと思うのですが、子供が風邪を引いたとき、結構大変じゃないですか?
うちは、0歳から保育園に行き始めたので、大変でした。何が大変って、37.5度以上でたら、保育園に預けられないので、私か、妻のどちらかが仕事を休むことになります。しかし、それよりも、精神的に大変だなぁ、と感じたのは、これまで自宅で過ごしていて、一切熱なんか出さなかったし、鼻水ももちろん、垂らすことはありませんでした。
ところが、保育園に通い始めた瞬間に、液体という液体が、そこらかしこから。こ、これが洗礼か、と思った次第。
どうして鼻水がそんなに気になるの?
鼻水が少しでも垂れてくると、あら、風邪ひいちゃったかな、と思いますよね。多分、それはどのおかあさん、おとうさんも同じ。多分、子供が小さくなくても、あるいは自分の鼻水でも、同じ。もちろん、花粉症の時期であれば、あ、飛んできやがったな、と思うのだろうけど。
でも、それだけではないのです。
子供が小さいと、より気になる理由があるのです。
子供が小さいときに、鼻水が気になる理由
子供から大人まで、みんな鼻呼吸をしています。でも、大人になるにつれて、太ってる人や、鼻詰まりの人など、口呼吸をしている人もなかにはいます。
でも、口呼吸は鼻粘膜のフィルターを通らないので、喉が痛く鳴りやすかったり、口の中の細菌が繁殖しやすかったり、デメリットが多いのです。
乳児も、もちろん鼻呼吸。そして、鼻も小さいので、容易に鼻水が詰まりやすい。するとね、ようやく寝たなーと思ったら、「ふがっ」「ふがっ」と、鼻から呼吸できなくて、変な音を鳴らしはじめます。
変な音だけだったら、まだ良いんです。でも、それだけじゃあ、済まないんですよ。
大抵、泣きはじめます。こちらも、泣きたくなるくらい泣きます。夜中なんか、1時間も経たずに泣くこともあります。
そこで登場するのが、鼻吸い器です。鼻吸い器というのは、子供の鼻水を吸う道具のことです。昔は、大人が子供の鼻を口で吸い、鼻水をとっていました。だけど、この現代社会。そんな事しなくても良いのです。
うちでも、妊娠中に、下の鼻吸い器を用意しました。アカチャンホンポの「揃えて良かった商品」に挙げられていたので笑
[itemlink post_id=”4636″]実際に鼻吸い器を使ってみて
最初は、ビクビクしながら、吸引していたんですが、全然吸えない。
目の前にある鼻水。号泣する子供。懸命に吸う大人。
頑張りに比例して、鼻水がとれれば良いのに。
そして、閃くのです。妙に、空気が脇から漏れてる気がするから、開いてる鼻塞いだら、良いのでは?
片方に鼻吸い器、片方は指で押さえ、そして妻は子供をロック。一生懸命吸い上げまず。
ずずっずずっ
吸えるやん。
ただ、これ気をつけなければ、鼻と耳がつながっているので、耳を痛くしたり、傷つけたりするので、ダイソン並みに吸うのはやめた方が良いです。
身体に生じた異変
身体に感じたのは異変は何かというと、子供が耳を痛がったわけではありません。
翌日から自分の喉が痛くなったのです。はじめは全然気がつきませんでした。前日の夜乾燥してたからかな?と思っていた位です。
ところが職場で、子供の鼻水が出るので鼻吸い器を使っているという話をしたときに、同僚のお母さんスタッフから、あれを使うと喉が痛くなりませんか?と言われて気がついたのです。
そう、鼻吸い器の弱点は、ウィルスを自分も吸い込み、自分も感染してしまうということにあり。だから鼻吸い器はやりたくなくなってしまったのです。
[ad#ad-1]子供の鼻水が気になるのは夜泣きだけではない
鼻水で苦しんでいても、夜泣きさえ乗り越えればそれで良いのであれば、様子を見るという結論にも至ります。ウイルス性の感染症の場合には、特効薬がないため、基本的に対症療法しかないのです。この例で言えば、鼻水を止めるなど。
ところが、鼻水で苦しむと夜泣き以外にも害あるのです。それが咳の原因につながるということ。鼻水かー、そのまま前にたれてくれれば、いわゆる鼻っタレ小僧と同じ。鼻の下からツーッと、鼻水がでてきます。寝てるときには、それが後ろから喉のほうにたれ込みます。これを後鼻漏といいます。垂れ込んだ鼻水が、喉を刺激し、喉に炎症を生じさせます。喉だけではなく気管内にも垂れこむと、気管に炎症を起こします。その結果、気管や喉が過敏になり、咳を誘発するのです。
とにかく子供は、鼻水と咳をよくします。病院を受診すると、鼻水をよくとってあげてくださいと言われます。はじめは、咳で受診してるのになぜ鼻水?と思っていましたが、前から垂れていなくても、吸引してもらうと意外と吸えるのです。要は、後に垂れこんでいるんですね。
だから、咳を早く鎮めたければ、鼻水を吸う必要があるのです。
でも、鼻吸い器はもう使いたくありませんでした。自分の喉が痛くなるので。小児科独特なのかもしれませんが、受診後に鼻を吸引してもらいましょうと処置室に案内されることが多々あります。よく見ていると、花のつぼみのような形をしたものを、鼻に押し当てて吸引しています。面白いように、ジュルジュルと引けてくるんです。
[itemlink post_id=”4638″] この器具は、吸引オリーブ管と呼ばれるものなんです。知らなかったです、私も。いや、私も看護師という職業柄、吸引はよくしますが、それはカテーテルと呼ばれる透明の管を鼻から入れ、気管内の痰を吸引することがあるのです。耳鼻科に行くと、金属の棒を鼻から入れられて吸われますね。あれと同じです。
しかし子供の鼻は、小さく粘膜が弱いため、動いたり泣き叫ぶ子供に行いたくはありません。だから目から鱗だったのです。オリーブ管があれば、家でも吸引ができるのではないかと思ったのでした。
ただ!口で吸うのはもうコリゴリです。
おすすめの吸引器
私が購入した吸引器は、こちらです。耳鼻科や小児科さんでも、良く紹介されているものです。充電式ではないので、電源がないところでは、使用できません。
[itemlink post_id=”4639″]医療用のものは、吸引圧が調整できるのですが、この吸引器は一定です。ポイントは、赤いツマミにあります。これで、管をぎゅっと抑えて、鼻に押し当てたのち、開放すると勢いよく吸えます。
あと、小児科の看護師さんに教えてもらったのですが、吸引するときに、吸っている側の鼻の横をグイグイとマッサージすると、鼻水が出てきます。
ここは、副鼻腔と呼ばれる、空洞になっていて、ココに鼻水が貯まりやすいのです。
また、姿勢や角度などは、いつもこのサイトを参考にしています。耳鼻科の先生が書かれているので、大変わかりやすいです。
医療用の吸引器は高価だけどおしゃれ
べべキュアという、充電式の吸引器は、圧が設定でき、なおかつおしゃれで持ち運びもできます。そのため、旅行先に持って行くことも可能ですし、医療ケア児のおかあさんにも人気の商品です。
覚えておきたい技
吸引器は、出すのも洗うのも面倒。そして、サッととることができません。そのため、ティッシュでとる技を覚えておくと良いです。
昔、伊東家の食卓で紹介された技なのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
現在も、子供が鼻水を垂らしてる真っ只中で、吸引器は手放せません。
結構良い値段しますが、使用頻度を考えると、コスパは良いかなーと思ってます。